稲垣吾郎(44)草なぎ剛(43)香取慎吾(40)の元SMAP3人が出演する4つの短編オムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」(来年4月6日公開)を手掛ける監督4人が13日、発表された。

 稲垣が出演する「エピソード1」は「恋の罪」「ヒミズ」「愛のむきだし」といった作品がカンヌやベネチア、ベルリンなど国際映画祭に出品され、世界的な評価も得た園子温監督(55)がメガホンをとる。さらに香取が出演する「エピソード2」はCMディレクターをへて、脚本、演出を手掛ける演劇ユニットを率いる山内ケンジ氏(59)が手掛ける。

 草なぎが出演する「エピソード3」は爆笑問題の太田光(52)が演出する。太田にとって監督挑戦は、故森田芳光監督が総指揮をとった91年オムニバス映画「バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ」の第1話「泊まったら最後」以来。今回の作品について「どこに宝が埋まっているか分からないところを1歩1歩、歩きながら探すような感じで作っていけたら楽しいかなと思います。もしかしたら、地雷が埋まってるかもしれません」。

 出演者が今後発表される「エピソード4」はリオ五輪閉会式で東京への引き継ぎ映像を手掛けた映像ディレクター児玉裕一氏(42)が担当する。

※なぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀