演歌歌手八代亜紀(64)が27日、東京・池袋サンシャインシティで、メーンパーソナリティーを務めるFMラジオ「八代亜紀のRADIO

 PARETTE」(全国10局ネット)の公開収録に参加した。

 収録後には、新曲「心をつなぐ10円玉」と自伝「あなたにありがとう」の発売記念のサイン会も行った。

 ラジオ番組は昨年10月にスタート。台本を見るのに「よく見えないから眼鏡をかけま~す。知らんぷりしてくださ~い」。約1000人のファンらに、かわいらしく声をかけた。自伝のタイトルにもしたように「ありがとうの言葉は大切。これを世代を超えて伝えたい」との思いを何度も強調した。

 新曲については「この曲は人生の応援ソング。つらくなったら、10円玉を握って公衆電話でだれかに相談して。そういう気持ちの曲です。1960年代は携帯電話がないから、公衆電話なの」と話した。

 スマホのカメラを向ける女子高生に何度も手を振ったり、リンゴや梨をプレゼントされたり。約2時間のイベントを「本当に楽しかった」と振り返った。