AKB48は10日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「劇場リニューアルカウントダウン特別企画」を行い、2代目総監督の横山由依(31)がサプライズ出演した。

今年12月8日に迎えるオープン19周年に向けて、9月2日から同劇場の改修工事を行い、劇場を全面リニューアルすることをすでに発表しており、これまでの劇場公演を振り返る「劇場リニューアルカウントダウン特別企画」として、21年12月に卒業した横山が、「ラベンダーフィールド」でサプライズ出演した。

下尾みう(23)が「ゲストが来てくださいました!」と紹介すると、横山が登場。「この時間を一緒に楽しみましょう!」とあいさつ。AKBの衣装に身を包んだ横山が卒業以来、約2年半ぶりに劇場のステージでパフォーマンスを現役メンバーとともに披露した。

どよめきや、「ゆいはん」コールも起き、「おかえり」の声援には「ただいまー!」と汗をふきながら笑顔で応えた。「卒業の時は(コロナ禍で)声出しができなかったので声援を久々に体験できて、すごい幸せでした」と感慨深げ。3月に3代目総監督を退いた向井地美音(26)には「お疲れさまでした」とねぎらうなど、久しぶりのトークも楽しんだ。

公演後、横山は「とにかく楽しかったです。自分が卒業してからもメンバーが劇場を守り続けているんだなとあらためて感謝しました。本当に久しぶりにしっかりダンスしたんですけど、緊張はしなかったです。これからもし出演する卒業メンバーがいるなら、ステージからの懐かしい景色を目に焼き付けてほしいです」と話し、劇場ロビーの壁に「AKB48劇場に育てていただきました。私にとって本当に大切な場所です!」とサインした。

今後も同企画は実施予定で、卒業メンバーのさらなるサプライズ登場があるのかにも、注目が集まりそうだ。