<フィッシング道>

 白老町の社台沖で7日、ガヤ、ヤナギノマイ釣りを楽しんだ。1人当たり25~30センチガヤ10~15匹、25~33センチヤナギノマイ5~20匹と、満足できる釣行だった。

 午前6時、苫小牧漁港から第51日昇丸(佐々木船長、【電話】0144・32・9480)に9人が乗船した。当初は早朝のマイカ狙いだったが、強風と高波で、反応はあるものの食いが悪く1時間ほどで岸寄りの根魚に切り替えた。旬を迎えたガヤやヤナギノマイが釣れたが、根掛かりが多かったため1~2匹で巻き上げた。それでも、根の近くでは良型マゾイやガヤなど、乗船客は仕掛けを変えながら釣りを楽しんでいた。

 エサは赤イカ、サンマ、オオナゴを使用。ヤナギノマイやガヤは多少浮いている所でも釣れ、根から外れた底では中型ソウハチもヒットした。ここでもスケトウダラの群れに当たり、何度も移動した。スケトウダラはサイズが45~50センチ、1人20~50匹で6割が抱卵、4割がタチ入り。スケトウ狙いに徹すれば、かなりの数を得られそうだった。ほか30~40センチマゾイ3~6匹、クロゾイ、マイカ、シマゾイ、ソウハチ船中数匹。

 佐々木船長は「今後スケトウが特に良く釣れ、根魚も狙える」と話していた。脂の乗った根魚など五目釣りが楽しめそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=61】