男性器をテーマにした塗り絵本が、出版準備に入っている。米国の女性ファッション誌「コスモポリタン」電子版によると、米ルイジアナ州ニューオーリンズに住む女子大生2人が、男性器の塗り絵本を企画。これまでに、予定ページ数の半分の30ページ以上を仕上げたという。

 その中の1枚の塗り絵は、勃起した男性器に詳細な模様を入れたもの。塗り分けるには、かなりの時間がかかりそうだ。描いている2人は建築科の学生で、細かいデザインを得意にしている。他に男性器を擬人化した絵や、複数の男性器を使った円形の模様などがある。

 作者の1人は同誌の取材に「昨年のクリスマスに、アダルト向けの塗り絵本をインターネットで探した。見つけたのは、ひどいデザインのもので、それなら自分たちで作ってしまおうと、今年1月に決めた」と振り返った。男性器に限ったことについては「笑いながら塗り絵をすれば、リラックス効果がある。男性器の塗り絵は、普通の塗り絵より楽しいから、リラックスできると思う」と説明した。

 男性器に特化した本格的な塗り絵は、世界初の可能性がある。2人は出版費用を、インターネットを通じたクラウドファンディングで募集中。目標金額は7750ドル(約85万円)だが、日本時間30日夜の段階で1315ドル(約14万円)と、約6分の1にとどまっている。