任天堂は、12月15日にリリース予定のiPhone(アイフォーン)、iPad(アイパッド)用ゲームアプリ「スーパーマリオ ラン」のメディア向け体験会を6、7日の2日間、開催した。

 マリオは、81年に発売された同社のゲーム「ドンキーコング」で初登場したが、スマートフォン向けアプリとしてゲームになるのは、今回が初。自動的に走るマリオを、画面をタップすることでジャンプさせ、コインを集めながらゴールするというもの。ゲームには、6ワールド、24コースをクリアする「ワールドツアー」をはじめ、計3つのモードがある。

 Android(アンドロイド)向けは、時期未定ながら検討しているという。任天堂広報担当者は「一番難しいモードは、開発担当者でもてこずるレベル。ぜひやりこんで欲しい。コースはダウンロードで増えることはないが、好評であれば続編の可能性もある」と説明した。ゲームの価格は税込み1200円で、コースやアイテムなどを有料で追加する機能は搭載していない。