東京都の小池百合子知事は13日の会見で、今年の自民党費を支払っていないことに関し、「払う理由はあまりないんですよね」と述べた。「何より、都知事選の時に推薦もしないどころか、あれだけ罵倒されたのだから。そこをお支払いするのはどうかなと思う」と述べ、昨年の都知事選の「遺恨」が1つの背景にあることを明かした。

 党側による党費の支払いの意思確認は、今年3月までに再度行われる。「いつまで(支払わないことの)効力があるのか分からないが、すでに進退伺を出している。党側が、(届けを)誰が受け取ったか分からないというのは、組織政党としてどうかなと思う」と、自民党の弱腰な対応を皮肉った。