平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)男子フィギュアスケートで金メダルに輝いた羽生結弦(23)に列島が沸いた。

 平安時代の陰陽師(おんみょうじ)安倍晴明を祭る、京都市の「晴明神社」にも多くの羽生ファンが訪れた。17日のフリーで演じた曲が晴明にちなんだ「SEIMEI」で、同神社はユヅファンの聖地の1つ。京都市内の会社員中川明子さん(27)は「演技をテレビで見て感動して来た」。京都観光中に2連覇を知った栃木の保育士大山理栄子さん(50)は「予定を変更してきました。こんな日に来られてうれしい」。羽生自身も2度参拝しており、山口琢也宮司(57)は「日本を元気づけてくれた。お忙しいだろうが、結果を知らせにお参りいただきたいですね」と話した。