国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎代表は22日、都内で会談した。両党の合流を視野に入れていくことで一致したとみられ、今後、党内に持ち帰って調整する見通しだ。

ただ、両党の政策には違いもあることから調整が難航する可能性もある。

一方、立憲民主党が野党第1党として勢力を拡大していく中、国民側には主導権を握りたい思惑もあるとみられ、立民の出方も含めて今後の野党共闘にも影響を与えそうだ。

国民、自由両党には、昨年から合流論や統一会派結成の構想が取りざたされてきた。

一方、立民や国民民主など野党6党派は幹事長らが会談した。25日にも野党党首会談を開くことで調整を進める。野党共闘をめぐっては、参院選に向けて、32ある改選1人区で候補者調整が進んでいないのが実情だ。各党とも共倒れを防ぐための共闘体制構築の重要性は認識しており、話し合いがどこまで具体化するかが焦点となる。