2017年の東京都議会議員選挙を含め、国政選挙などに13回、立候補したマック赤坂氏(70)が8日、自身のフェイスブックで、4月21日投開票の東京・港区議会選挙への立候補を最後にする考えを明らかにした。

赤坂氏は「私は残りの人生のすべてをかけて今般の統一地方選、港区議会選挙に最後の挑戦をする決意をいたしましたことをここに表明します」と不退転の決意を示す一方、周囲に「(立候補は今回が)物理的に最後じゃないか」と語っているという。

赤坂氏はフェイスブックに「この1年間は体調不良による療養など色々とあり、スマイルを積極的に発信することができなかったこと、みなさまにご心配をお掛けしましたことをまずは心よりお詫び申し上げます」とつづった。17年の都議選で当選を目指し世田谷区から立候補したものの、9021票で18人中13位で落選し、一線から身を引く考えも示していたといい、ここ1年は政党活動を行っていなかったという。

一方で、赤坂氏は、フェイスブックで「私自身20年以上にわたり世の中には必ず『スマイル』が必要だと様々な方法で伝達してまいりましたが、残念ながら政治の世界には未だ浸透することが出来ておりません」と自ら選挙のたびに主張する「スマイル」を、政界に浸透させることが出来ていないと言及。

「私は今年で71歳を迎えますが、やはりこのままでは日本の未来に不安だけが残ります。もちろん『スマイル』だけで世の中を変えることは出来ません。しかし今の政治の世界、政治家にとって一番に必要なものは『スマイル』であることは自信を持って言えます」と主張した。

赤坂氏はフェイスブックで「『私がこのまま終わるわけにはいかない!!』とみなぎる勇気と気持ちが沸いてまいりました。老体ではあれど『スマイル』の精神と日本魂は決して衰えてはおりません」と覚悟を示した。