自民党の二階俊博幹事長は17日、緊急事態宣言中の今月10日夜、女性と都内の高級ラウンジを訪れていたことが判明した白須賀貴樹衆院議員(45=千葉13区)が離党届を提出したことを受けて、党を通じてコメントを発表した。

白須賀氏の行動は、この日、週刊文春が「文春オンライン」で報じて明らかになった。

二階氏は「政治家の出処進退は自らが決めること」とした上で「報道が事実であるとすれば、大変遺憾であると申し上げざるを得ない」とした。

「国民の負託を得て国政に当たる国会議員は、常日頃から国民の信頼に足る行動をすべきであり、党としても各議員に対して自らの行動を厳しく律する旨、要請しているところ」とも記し「より一層、各議員に紀律の徹底を図ってまいりたい」と、強調した。

離党届はこの日、受理され、白須賀氏は自民党を離党した。