第2次岸田改造内閣が発足した10日、岸田文雄首相は記者会見で、安倍晋三元首相の国葬について言及した。

岸田氏は「国の公式行事として開催し、その場に各国代表をお招きする形式で葬儀を行うことが適切であると判断した」と述べた。国内だけでなく、海外から幅広く弔意が寄せられていることなどを理由に挙げた。

国葬の具体的な規模については「検討中であります。さまざまな機会を通じて丁寧に説明を続けていきたい」と話した。

国葬を巡っては費用の全額を国費でまかない、9月27日に実施される予定。内閣府は今月9日の野党ヒアリングで、費用は2億円弱が1つの指標と説明している。