「DIET塾」が開講します。講師はヘルス&ダイエットエキスパートの和田清香さんです。250種類以上のダイエット法からライフスタイルに合わせた方法を提案してくれます。最初の受講者は、いつのまにか117キロになってしまった日刊スポーツ釣り担当の寺沢卓記者です。

 

 こんにちは、和田清香です。みなさん、世の中にはさまざまなダイエット法がありますが、自分に合った方法にちゃんと出合えましたか?

 私も20代までは、ぽっちゃりしていて、食事制限したり、何かの置き換えだったり、流行を追いかけたりして、結局、体重が上下動してしまうリバウンドを繰り返していました。お肌もボロボロ、冷え性やむくみが出てきて、便秘症にも悩まされました。もう最悪、体重の最大値で64キロを記録してしまいました。

 悪循環の原因の1つは、運動しないで痩せようとしたこと。小学校の6年間、甘いものが大好きなコロコロしたスタイルの女の子でしたけど、バレエは続けていました。それで30歳で一念発起してバレエを再開。自分に合う体の動かし方を研究することもあって、ジムに通いました。1年で10キロ減らすことに成功しました。運動は大事ですよ。

 その後、1年で1キロずつゆっくり絞っていって、35歳で48キロになって、今、40歳ですけれど、落ち着いています。さあ、今度はみなさんの番ですよ

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 寺沢記者は、ちょうど50歳。身長183センチで、117キロですか。おなか周りのぜい肉はとれそうですね。中学から大学まで体育会系だったことも考慮にいれれば、適切な運動ができれば、体が動くことを思い出すと思うんです。

 体に語り掛けるように動くこと。ゆっくりでいいので、上を向いて寝転がるときも背骨を順番に床につけていくことを意識する。大きく上に伸びるときにあばら骨が飛び出していくようなイメージで体が喜ぶ過程を楽しんでみてください。

 第1回<2>につづく。