道南の蛯谷漁港(森町)で18日、アブラコなどを狙った。この日は潮回りが悪く、33~37センチのアブラコが2匹、20~23センチのガヤが3匹と苦戦した。

 午前4時ころ、外防波堤の中間部から先端付近までをポイントに、港内側岸壁の波消しブロックでの穴釣り。5・3メートルの竿(さお)に12グラムの蛍光だいだい色ブラー、エサに塩イソメを2匹つけて狙った。3時間ほど経過しても小型ガヤのみだったので、浅めの穴は諦め、魚が定位する深めの穴に切り替えると、バレることもあったがアブラコなどが釣れた。

 道南沿岸は、8月上旬までアブラコがいったん落ちるが、鹿部や砂原、森漁港などは来年1月上旬まで狙える。ガヤやソイは夜の浮き釣り、ハモは投げで楽しめる。【リポーター・小林誠二=68】