太平洋胆振沖でサクラマスが連日の定数釣り。樽前から登別沖の広範囲で遊漁船が出港する中、13日は特に白老町の旧大昭和製紙沖に船が集結。48~54センチが1人2~8匹とまずまずの釣果だった。

 午前5時、苫小牧漁港から第28幸亀丸(亀谷孝之船長、【電話】090・3390・8583)に6人が乗り込んだ。タナが水深20~25メートルや80メートルなどまちまちで、早朝は浅場を探り、全体で5~6匹釣れた。小休止後はタナ90メートルで2~3匹上がるなど、タナは不安定な状態が続いた。釣果はほかに50~60センチスケトウが1人10~20匹、50~65センチマダラが同2~5匹。

 竿頭は札幌市の進藤博司さんで「2・2キロを釣り自分なりに攻める釣りができた」と納得の笑顔。亀谷船長は「マスは雪解けで濁りがでるまで狙える」と話していた。【リポーター・竹鼻雅己=62】