大型マイカが釣れている日本海積丹町の婦美沖に1日、出掛けた。風が強く、ウネリがきつい中、胴長18~30センチが1人80~150匹と満足いく釣果となった。午後5時、美国漁港から第18漁栄丸(嶋田実船長、【電話】0135・44・2726)に10人が乗船し、40分ほどの沖へ。日が暮れるまでは、海底付近でたまに1匹釣れる程度だった。同6時30分過ぎに照明を灯すと徐々に釣れ始め、タナ40~50メートルで大型に特大サイズも交じって上がった。

同9時近くになると、タナはまちまちながら数が釣れた。船上ではマイカが吹きかける海水とスミが飛び交い、顔を黒くする人もいるなど、イカ釣りならではの光景が繰り広げられた。

時間の経過とともに中型も交じるようになり、1度に3~5匹釣れることもあった。仕掛けによって数やアタリに差があったが、主に大型が多かった。嶋田船長は「大型マイカは今後も好調が続くでしょう」と話した。【リポーター・竹鼻雅己=64】