レッドソックスは25日(日本時間26日)、ジャイアンツからエデュアルド・ヌネス内野手(30)をトレードで獲得したと発表した。

 ジ軍には交換要員としてマイナー投手2人が移る。

 トレードが判明したのは、この日の試合中だった。ジャイアンツ-パイレーツ戦の5回裏、それまで1安打2打点の2番ヌネスに代打が送られ、ヌネスが同僚らと抱擁を交わしベンチ裏に消えていく様子が中継に映った。その時点では移籍先がわからなかったが、数分後に米FOXスポーツのローゼンタール記者が「レッドソックスにトレードされた」とツイート。その後、球団が公式発表した。

 ヌネスは今季打率3割8厘、4本塁打、31打点、18盗塁。昨季は自己最多16本塁打、40盗塁を記録し、自身初のオールスター選出を果たした。三塁、遊撃の他に外野も守れるユーティリティープレーヤーで、レ軍の補強ポイントである三塁手として起用される見込み。今季年俸420万ドル(約4億8300万円)で、今オフにFAとなる。プレーオフ進出が絶望的なジ軍は、チーム再建を図るため若手有望株との交換で放出した。