NMB48の5期生10人が28日、大阪・NMB48劇場でお披露目され、キャプテン山本彩(22)と一字違いの山本彩加(やまもと・あやか=13)が、異色の黒帯空手少女をアピールした。

 山本は幼稚園から父、兄の影響で空手を習い、小学1年時は「兵庫県大会で優勝したことがあります」。現在、中学2年だが、昨年まで空手を習っており、試合で「やまもとさやか、と、間違えて読まれることもあった」ことから、さや姉の存在を知り、グループのファンになった。

 それを機にオーディションを受け、合格。「ダンスは習っていなかったので、今でもダンスより空手の方が得意」と言い、型を披露してみせた。

 あこがれの先輩にも、もちろんさや姉をあげ「48グループで最初に知ったのが山本彩さん。歌もダンスもすべてがかっこいい。推しメンも山本彩さんです」と照れながら話した。

 さや姉といえば、高校野球とともに、熱心な阪神ファンとしても知られるが、兵庫出身の山本も同じく「大の阪神ファンです」。甲子園にも年間複数回、阪神戦応援に通っている。

 兄が少年野球をしており、家族そろって阪神ファンだというのも、さや姉との共通点。山本は「私の名前は彩さんに加えると書くので、山本彩さんの魅力に私の空手の格好良さを加えたような存在になりたい」と夢をふくらませていた。