NHKから国民を守る党の立花孝志党首は9日、国会内で「緊急会見」と題した会見を開き、この日、警視庁から任意で事情聴取を受けたことを明らかにした。

立花氏が事情聴取を受けたのは、東京都中央区議の男性に言及した動画をめぐる問題。N国関係者によると、この区議男性とN国は金銭トラブルを抱えているという。

会見は、「立花氏の出処進退に関する事項」として報道各社に通達され、急きょ行われた。しかし、立花氏は「今、ただちに辞めることはない」とした上で、今後の議員辞職には含みを残した。

立花氏は「本日14時から警察に出頭し、被疑者としての取り調べを受けた。区議に対し、ユーチューブで脅迫と取られても仕方ない動画をアップしたとして、調べられたのは間違いない」と述べた。

一方で「僕としては全く問題がない案件。事件の法的な考えは、また後日、弁護士とともに会見したい」と述べ「もし(訴訟に発展して)有罪になったら、辞めないといけないと思っている。こういうことをする人間が、国会議員であっていいのか。世論がどう思うか、しっかり世論の声を聞いて、辞めないといけない時は潔く辞めないといけない」と述べ、今回の問題の進展と、今後の世論の動向次第では、議員辞職する可能性に言及した。