元テレビ朝日社員の玉川徹氏(60)が25日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。

円安と物価高でゴールデンウイークの海外旅行の行き先が様変わりした現象に、「円が安すぎる。150円が適正とは思わない。アベノミクスの結果」とコメントした。

アベノミクスという政策誘導であえて円安としたことで、企業に対する「忖度(そんたく)」がなされた。玉川氏は「企業を助けたため、研究開発や商品開発ができず、本来ならもっと強い企業が生き残るはずだったが、日本が強くなれずに弱くなった」と持論を展開した。

コメンテーターで弁護士の結城東輝氏は、「日本経済が弱くなっている。実体経済を成長させていかないと」と問題視した。起業家の石川アンジュ氏も「円安で子供や学生が海外旅行や留学する機会が喪失される」と、国家的損失の危険性も指摘していた。