元衆議院議員の豊田真由子氏(49)が8日、MBSテレビの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分、関西ローカル)に生出演。番組では「GW 国会議員、何しに海外へ?」と題して、GW期間中の国会議員の外遊ラッシュを取り上げた。

「観光旅行のようだ」などと、与野党国会議員による海外視察に厳しい視線が注がれているが、豊田氏は「意味のある視察と、ほとんど意味のない視察がある」と指摘した。

最も重要なのは「現地に行く意味があるかどうか」と疑問を投げかけ、「いま、情報はネットでも本でも、議員が役所に聞けば、いくらでも最新のものがもらえる」とした上で、「それでも足りないのは何か?」と問うた。

海外の国会議員と交流する「議員外交」など現地で人と会うことでしか得られないことがあるかどうか。「何を目的にして、どういう成果があったかが大事」と力説した。

「国会議員が行くことで大きく貢献することもある。全否定することはよくない」と話し、観光気分かどうかは、議員経験から「行く人とスケジュールを見れば、だいたい分かる」とした。