特捜部がライブドア堀江社長を近く聴取
ライブドアの関連会社「バリュークリックジャパン」(現ライブドアマーケティング)株をめぐる証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は19日、ライブドアの堀江貴文社長(33)や宮内亮治取締役(38)、岡本文人取締役(38)から近く任意で事情を聴く方針を固めたもようだ。
バリュー社による出版社買収や粉飾があったとされるライブドア本体の04年9月期決算など一連の不正経理をただすとともに、違法性の認識などについても聴くとみられる。特捜部は既に、ライブドアマーケティングの小宮徳明前社長(42)らから事情聴取している。
同日、ライブドアは本社などの家宅捜索容疑となった証取法違反の偽計取引を否定する社内調査結果を公表した。
ライブドアは堀江社長が起業し、堀江社長は昨年9月現在で17・25%の株を保有する大株主。社内での影響力が極めて大きいことから、特捜部は関与の有無に注目している。
宮内取締役は税理士で最高財務責任者(CFO)を務めており、堀江社長と二人三脚で同社の経営拡大に寄与してきた。岡本取締役はライブドアマーケティング社長を兼ねている。
粉飾決算問題でライブドアは、事実上傘下にあるが、子会社化する前だった「ロイヤル信販」など2社との架空取引を使い、ライブドアに利益が出たように装って約10億円の赤字を隠し、約14億円の黒字に見せ掛けた疑いが持たれている。
またライブドアが既に実質支配下に置いていた出版社「マネーライフ社」をバリュー社が新たに子会社化したように見せ掛けたり、売り上げや利益を水増ししたバリュー社の決算短信を発表したりしたとされる。
[2006/1/19/15:15]
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