藤竜也主演作がベルリン映画祭特別賞
開催中の第56回ベルリン国際映画祭は17日(日本時間18日)、青少年部門の優秀作品を発表し、藤竜也(64)主演の日本・カナダ合作映画「KAMATAKI」(クロード・ガニオン監督)を特別賞に選出した。NHK朝ドラ「風のハルカ」の収録で大阪に滞在中の藤は取材に応じ「低予算で苦労して撮った映画。モントリオール映画祭に続いてまた賞をいただくなんて、びっくりしています」と、驚きを隠さなかった。
偶然だが、趣味が生きた作品だった。日系カナダ人の若者と伯父の陶芸家(藤)の物語。陶芸を始めて10年以上になる。ガニオン監督は藤の趣味が陶芸だと知らずに出演をオファーした。「下地がないと、作るシーンは無理。陶芸をやっていて良かった」と声を弾ませた。
昨年9月に開催された、カンヌ、ベネチア、ベルリンと並び、世界4大映画祭に数えられているモントリオール映画祭のコンペティション部門に出品。最優秀監督賞など5部門を制するなど、受賞ラッシュが続いている。海外での評価は高いが、日本での公開は未定だ。「これを機に決まるといいですね」と期待を込めた。
[2006/2/19/07:51 紙面から]
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