自民党の森喜朗前首相は12日、都内で講演し、秋の党総裁選の有力候補とされる安倍晋三官房長官、谷垣禎一財務相、麻生太郎外相、福田康夫元官房長官をそれぞれ論評した。
安倍氏について「これほど性格のいい人はいない。澄み切っている」と指摘。一方で「首相の立場だと逆にもろさがある。もう少し修練してもらうことが大事だ」と注文した。
谷垣氏は「まじめで、自分のことをあまり考えない」と人柄の良さを強調。「今の日本に一番大事な財政問題に一生懸命取り組めば結果は後から出る」と期待を示した。
福田氏については「沈着にして冷静」と評価。同氏が官房長官として小泉純一郎首相に仕えたことを念頭に「暴れ馬の手綱を締めた手腕は上手だ。指導者に足る素養がある」と持ち上げた。
また、麻生氏を「とても仲がいい」とした上で「世の中のことも経済のことも分かっている。幅広い付き合いもある」と述べた。
[2006/1/12/19:09]