競技会場(20)射撃

 ◆1964年大会(朝霞射撃場、所沢クレー射撃場) 当初は旧日本陸軍士官学校の射撃場として使われていた朝霞根津パークに射撃競技場建設を計画。しかし敷地面積の問題もあり、朝霞は300メートル、50メートル、25メートルのライフル3種類のみで3億1000万円で整備し、約10キロ離れた所沢にクレー射撃場を1億4200万円で建設した。観客席は朝霞1200、所沢1284。代々木選手村からは朝霞22キロ40分、所沢32キロ68分。

 ◆2020年大会(陸上自衛隊朝霞訓練場) 64年大会で使用された競技場に仮設施設を加えてライフル、クレー両種目を開催計画。整備費などは計44億円。観客席はライフル4600、クレー3000。晴海選手村から31キロ40分。競技は両種目で7月25日~8月2日。パラリンピック(射撃)は8月26日~9月2日開催。クレー射撃は岩手・花巻市、宮城・村田町にも誘致の動きがある。

(2014年12月10日東京本社版掲載)