フィギュアスケート・アイスダンスのショートダンス(SD)に出場した韓国の閔(ミン)ユラ(22)アレクサンダー・ガメリン(24)組が61・22点の16位に入り、今日20日のフリー進出を決めた。11日の団体SDでは閔ミラが着る衣装の背中のホックが外れるアクシデントがあったが、全ての箇所を縫って挽回した。

 一方、SD2位につけたフランスのパパダキス、シゼロン組がまさかの事態に見舞われた。演技中にパパダキスの首のホックが外れた。シゼロンに支えられ世界ランク1位の面目は保ったが、決めポーズではパパダキスの左胸元があらわになった。「最悪の悪夢が起きた。続けるしかないと言い聞かせた。こんなことが起きたけど、素晴らしいパフォーマンスができたことは誇り」とパパダキス。首位とは1・74点差で、逆転金メダルを狙う。