日本選手団が9日の平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)開会式で「選手ファースト」の並びで入場行進することになった。7日、江陵選手村の入村式が行われ、日本選手団も出席。斎藤泰雄団長(70)は入場順について、従来の旗手→役員→選手を変更し、旗手→女子選手→女子役員→男子選手→男子役員になると発表した。「アスリートファースト、選手が中心になる大会だということで選手を前に。女子と男子で分けているので、男子の選手は女子の役員の後ろになりますけれど、女子と男子の中では、選手に続いて役員、スタッフの構成にさせていただこうと考えております」と話した。

 開会式の入場では、16年リオデジャネイロ五輪で、日本選手団の前方を多数の役員が行進し「主役の選手を前で歩かせるべき」と批判の声が上がり、物議を醸した。日本オリンピック委員会(JOC)は強化本部主導で善後策を協議し、昨年2月の冬季アジア大会(札幌)で選手を前に配置した。今回は五輪で初めてそのスタイルを導入する。20年東京オリンピック(五輪)を前に平昌五輪で「選手が主役」というメッセージを発信する。

 なお、旗手はノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)が務める。