開会式のハイライトとなる聖火の最終点火者は予想通りだった。フィギュアスケートの2010年バンクーバー冬季五輪女王のキム・ヨナさんがスケート靴を履いて白いワンピースで華麗に舞うと、アイスホッケー女子の南北合同チームの2人から聖火を受け取って点火した。ギリシャで採られた聖火を韓国に持ち帰ったのに続き、2度目の大役を果たした。
確かな技術から繰り出される華麗なスケーティングと豊かな表現力で09、13年の世界選手権を制覇。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器にした浅田真央さんとしのぎを削り、日本でも認知度が高い。
招致活動から積極的に協力した。11年には、平昌(ピョンチャン)が開催都市に選ばれた国際オリンピック委員会(IOC)総会でプレゼンターの一人として登壇した。14年ソチ五輪で銀メダルを獲得し、引退すると、大会組織委員会は早速、広報大使に任命。昨年11月には国連で、00年シドニー五輪開会式での韓国と北朝鮮の合同行進を振り返りながら「平昌五輪を通じ、平和のメッセージが世界に広がると信じている」とスピーチした。
韓国ではモデルを務める清涼飲料水の広告が至るところに張られ、人気を物語る。国外でも知名度があり、27歳になった「国民の妹」が今回もヒロインを演じた。


