リオデジャネイロ五輪柔道男子90キロ級で金メダルを獲得したベイカー茉秋(21=東海大4年)が来春の卒業後の進路として実業団1部の強豪、日本中央競馬会を希望して就職活動中であることが11日、関係者の話で分かった。

 ベイカーは日本人選手として初めて五輪の男子90キロ級(階級変更前の86キロ級を含む)を制した。

 日本中央競馬会にはリオ五輪男子100キロ超級代表の原沢久喜が所属し、6月の全日本実業団体対抗大会を制覇。

 かつては元世界王者で1992年バルセロナ五輪95キロ超級銀メダルの小川直也、2000年シドニー五輪81キロ級金メダリストの滝本誠が在籍していた。