バレーボール男子で代表選手が合宿中に大麻所持という異例の事態を受け、日本バレーボール協会(JVA)は28日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で行う予定だった男子代表のキックオフ会見を中止した。
晴れやかな代表の始動会見にかわって、急きょ「説明会」が設定された。
JVAの国分裕之専務理事は「このような事態になり、大変申し訳ない。代表選手逮捕で大変重く受け止めている。選手はまいっている。日本代表としては一番落ちている状態。選手ファーストで取り組みながら、リスタートという形になる」と謝罪した。
男子代表の南部正司強化委員長(58)と内藤拓也業務執行理事(57)も出席した。
大麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたのは男子代表の佐藤駿一郎容疑者(26)。
関係者によると、佐藤容疑者は27日に都内のパチンコ店で大麻を所持していた疑いがある。代表は、6月から中国で行われるネーションズリーグ(VNL)出場に向けてNTCで合宿を行っていた。
佐藤は仙台市出身。東北高3年時の18年に代表に初選出されると、同年のアジア大会に出場。205センチの長身と気迫あふれるプレーを持ち味に、22年、25年の世界選手権にも出場するなど、日本の課題であるミドルブロッカーの中心的存在に成長することが期待されていた。


