川津悠揮(27=北海道)が準決9Rを追い込みで制し、今年初勝利とともに、通算100勝に王手をかけた。

 準決は人気の伊早坂駿一を三浦翔大-川津が最終ホームから強引にカマして先行。川津は伊藤翼のバックまくりに切り替えて追い込んだ。99勝目と知ると「翔大のおかげです。やっとですね。なかなか勝てなかったから」と笑った。前期S級では未勝利に終わり、実に193日ぶりの白星だった。「まだまだタテも出すつもりはある。準決も前後どっちでも良かった」。決勝は青森勢を引き連れての自力勝負を宣言。SS班深谷知広と同期の96期生が、メモリアルVを目指す。