黒崎竜也(39=三重)が、災い転じて福となした。3Rは1周2Mで転覆(責任外)を喫し、クランクシャフト、電気を換える整備に追われた。「1周しか乗れなかった」状態で8Rに臨んだが、4コースのカドから強烈なツケマイで勝利を収めた。「こっちの方が感触が全然いい。体感が重いので、そこはペラ調整で」。自然と笑顔もこぼれ、かなりの上昇度をにじませた。