田中信一郎(42=大阪)が完璧なイン速攻を決めた。

 5対1の進入、中へこみの隊形にも動じず、押し切った。高松宮記念は36、39回大会に続き3回目の制覇となった。「次節、年末のことは考えず、今日が勝ちたかった」。獲得賞金は5500万円を超えランク8位に上昇、年末のSGグランプリ(住之江)出場へ、当確ランプをともした。1、2Mとも握った西村拓也が2着、3着は峰竜太が2周1Mで中島孝平を逆転した。