快走実績があるバンクで勝瀬卓也が白星発進を決めた。

 落車のアクシデントもあり、前を任せた桐山敬太郎が逃げる展開となった。「落車で後輪が接触して、まずいなと思ったが桐山君のおかげで」と直線で差し切った。桐山とのワンツーは決まらなかったが、京王閣とは好相性だ。3月の日本選手権では2勝を挙げ、一昨年のオールスターでは決勝3着と、G1で強さを発揮している。優秀は地元で奮起する後閑信一の番手。後閑が総力戦で活路を開けば、追走する勝瀬にチャンスが膨らむ。