矢口大樹(27=千葉)がS級特昇に挑む。

 4月に松戸、函館で連続完全Vを決め、約3週間の充電期間を経た今開催も初日からロングスパートを連発。ゴール前の接戦を制して特昇に王手をかけた。「2日間ともラインのおかげ」と苦笑いしながら、出来はしっかりと確かめた。既に来期(7月~)のS級復帰が決まっているが、「やっぱり、特昇したい。周りからのイメージを良くするためにも」と意欲は満々。決勝10Rは「冷静に仕掛ける」と、中島将尊や相笠翔太とは先行争いをせず、一気のまくりで決める。