今回は予選落ちとなってしまった中込健太(28=秋田)だが、初日から積極的な走りで力を出し切っている。3Rは逃げ切って1勝をマークした。

直近4カ月の競走得点は83点台。しかし、前回の伊東から覚醒したかのように、力強い動きを見せる。番手を回った野木義規は「ダッシュがすごくてしびれた。91点の足だよ」と絶賛。本人も好調を実感している。「今回は伊東と同じ33バンクでのミッドナイト。準備がしやすかったし、体の動きがいいし、持ち味は出せています」。まだ荒削りではあるが、先行スタイルには自信をつけている。伸びしろ十分の選手だ。