111期の斎藤達希(24=静岡)が初日9R、江戸川56戦目で当地初勝利を挙げた。

 「ようやくです」と笑うが、近況は好リズム。10月末締め切りの17年前期適用勝率が20日現在で4・19。前期(16年後期)適用勝率2・88から1点以上も底上げしている。「5、6着を減らすことができた」。これが今期好調の理由だ。

 「正直、前回までは江戸川に苦手意識があった」と言うが、今回はあまり意識しないで走れたのが功を奏した。同期では9月26日に安河内将が平和島で111期最初の優勝を飾った。「自分も安河内に負けないよう、今節は優出、優勝を目指します」ときっぱり。伸びは弱いが行きたい所にはいける、回り足の良さを武器に2日目4、11Rの2走で白星をさらに重ねることができるか、期待したい。