10月前橋のG1「第25回寛仁親王牌・世界選手権記念」で優勝した稲垣裕之選手の祝勝会が28日、京都市内のホテルで行われた。

 直前のG1小倉競輪祭から駆けつけた新田祐大、武田豊樹、先輩の村上義弘らSS班を筆頭に選手、関係者約200人が参加、稲垣の栄誉を祝った。稲垣は出身地の舞鶴市に感謝の気持ちを表して50万円の目録を寄付。最後に壇上に立った稲垣は「皆さんの支えで念願のタイトルが取れた。気持ちを新たにして選手として競輪界を盛り上げるよう今後も頑張っていく」と言葉を詰まらせ、満場の拍手を浴びていた。