【GP賞金12位・選手紹介】

 岡崎恭裕(29=福岡)

 初のビッグタイトル、SGオールスターを制して以来、6年ぶりに大舞台に戻ってきた。今年はチャレンジC終了時点で19優出5回V。勝率も8点に迫るほどで、自ら「キャリアハイ」という素晴らしい成績を残す。要因として「一年を通じてエンジンを出せたこと、スタートの精度が上がったこと」を挙げた。若くしてSG優勝を遂げたように素質、スピードはピカイチ。初出場の6年前はファイナルに進出して5着だった。「6年前より強くなっていると思います」。自信を持って住之江に乗り込む。

【QC賞金12位・選手紹介】

 山川美由紀(50=香川)

 滑り込みで2年連続4回目の出場を決めた。「12人に残るのは目標の1つなので良かった」と安堵(あんど)した。上半期はリズムに乗り切れなかった。「ペラに迷いがあった。夏から何となく方向性が分かってきた」。調整に光が見え中盤以降の賞金加算につなげた。レディースC優勝3回に加え、四国地区選Vの実績がある実力者も、この大会には縁がない。「まだ1号艇を引いたことがないので引いてみたい。12位で残れたツキはある」。速攻力は指折りで、運も味方に底力を示す。

※明日はGP・QC賞金11位