【GP賞金4位・選手紹介】

 坪井康晴(39=静岡)

 3月、平和島クラシックで約7年4カ月ぶりのSG優勝を飾り、2年連続6回目の夢舞台に進んできた。10月福岡ダービー、11月大村チャレンジカップとSG連続優出。上り調子で住之江に乗り込んでくる。昨年は1stステージからの参戦で6、4着に終わりシリーズ戦へ回った。「悔しかった。2ndステージに行かないとグランプリの意味はない。今年はSGに優勝できたことで、そこから始められる」と気合も乗ってきた。そして「冷静に、自然体で」と今までの経験も生かし、黄金のヘルメットを取りにいく。

【QC賞金4位・選手紹介】

 松本晶恵(29=群馬)

 初出場の昨年に続き連続出場。選出順も7位から4位へ上げた。「前回は訳も分からず終わりました。そのときから前回よりいい枠で乗りたいと思ってやってきました」。未勝利の悔しさを糧に努力を重ねた。その成果で今年は優出15回、優勝4回。「夏に少し波があったけど調子はずっといいと思います」と手応えはある。その中での課題は「優出は出来るけど、優勝出来る感じになってない。調整とかもっと力を付けたい」。持ち前の柔軟さに決定力が加われば、ニューヒロイン誕生も十分ある。

※明日はGP・QC賞金3位