中嶋里美(26=愛知)が初めての地元名古屋戦に気合を入れる。

 強い相手に果敢に自力勝負を挑むのが中嶋の魅力だが、「決勝に乗らなきゃ経験できないことがある。今回は勝ち上がりも意識して」と、魅せるレースと決勝進出の両立を果たすつもりだ。

 発奮材料は余りある。師匠・山田二三補が昨年末、22年ぶりの優勝を果たすと、前回の四日市でもVとノリノリだ。「私も早く優勝して恩返しをしなきゃ」。初日6Rは「動きながらいい勝負できるように」と見せ場は作る。