シャープな差し足を持つ泉慶輔(26=宮城)は、直近の10場所で優勝1回、準優勝2回の成績を残し、2班ながら優勝候補の一角だ。

 2場所前の久留米決勝で落車したが「擦過傷程度で大丈夫。むしろ良くなったぐらい(笑い)。練習もしてきたし状態は悪くない」と笑顔を見せた。

 失格などの影響でいまだA級止まり。選考期間の成績から7月からの来期は初のS級昇級が有力だが「たぶん大丈夫だと思うけど、発表があるまでは気を緩めないで」と慎重だった。予選3Rはまくる湯浅大輔を目標に直線一気に突き抜ける。