1号艇広中智紗衣(36=東京)が逃げて、デビュー2度目の優勝を飾った。インからコンマ11のスタートを踏み込んで伸び返すと、1Mは握って回って押し切った。中沢和志のまくり差しは届かず、差した大谷直弘が2着に。もつれた3着争いは杉山正樹が抜け出した。

 09年12月の芦屋女子リーグ戦以来、約8年ぶりの優勝に「うれしいです」と自然と顔がほころんだ。「エンジンは仕上がっていました」。エース52号機の力を存分に引き出し、混合戦では初めての栄冠を勝ち取った。