なでしこジャパンがカメルーンを２－１で下し、決勝トーナメント進出を決めた。
前半６分にＤＦ鮫島彩（ＩＮＡＣ神戸）、同１７分にはＦＷ菅沢優衣香（千葉）が決めて早々と２点をリード。しかし、その後はカメルーンの反撃にあい、「女エトー」のＦＷエンガナムットらに合計２０本のシュートを浴び防戦一方。後半４５分には１点差に迫られたが、何とか逃げきった。
なでしこジャパンは２連勝の勝ち点６でＣ組首位に立ち、１６日に１位突破をかけてエクアドル戦に臨む。
| 日 本 | 2 | 2－0 0－1 | 1 | カメルーン |
- 前半、先制のゴールを決め、大儀見（左）と喜ぶ鮫島（撮影・菅敏）
後半５０分 日本２－１カメルーン
試合終了。なでしこが１点差で逃げきる。なでしこジャパンのシュートは４本、カメルーンは２０本だった
【後半４７分 日本２－１カメルーン】
カメルーン、ＦＷエンガナムットのヘディングシュートはわずかにポストを外れる。なでしこ助かった
後半４５分 日本２－１カメルーン
ロスタイムは４分
後半４５分 日本２－１カメルーン
カメルーンが１点返す！ ＦＷエンガナムットのスペースへのパスにＦＷヌシュットが走り込み、ＤＦ近賀のスライディングをかわしてシュート。ボールは必死に伸ばしたＧＫ海堀の足をかすめてゴールへ転がり込む
【後半４４分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷエンガナムットのヘッドは空振り。カメルーンが最後の力を振り絞って反撃
【後半４３分 日本２－０カメルーン】
日本、ＤＦ上尾野辺が左サイドに入り、ＭＦ宮間がトップの位置に
【後半４１分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、走りまくったＦＷエンガナムットが足をつって倒れる。ＧＫ海堀が足を伸ばすシーンにスタンドから拍手
【後半４０分 日本２－０カメルーン】
日本、ＦＷ菅沢がアウトし、ＤＦ上尾野辺めぐみ（新潟）がイン
【後半３７分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷズガが左足シュート。枠を外していたがＧＫ海堀の伸ばした右手に当たっていたという判定でＣＫに。２度ＣＫが続いたが、なでしこがしのぎきる
【後半３３分 日本２－０カメルーン】
日本、ＭＦ宮間のクロスは相手ＧＫが直接キャッチ
【後半３３分 日本２－０カメルーン】
日本、ボールは回せるがシュートで終われない展開が続く
【後半２６分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷオンゲネがアウトし、ＤＦエジャンゲがイン
【後半２６分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、右サイドからＦＫチャンス。こぼれ球を何度もシュートするが、なでしこの体を張った守りにゴールを割れず。最後はＦＷオンゲネのシュートが枠を外した
【後半２２分 日本２－０カメルーン】
日本、ＤＦ近賀のクロスにＭＦ澤が飛び込み、相手ＤＦと競りながらヘディングシュートもヒットせず
【後半２０分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷエンガナムットの突破からＦＷヌシュットに渡り、最後は中央からＦＷズガにシュートチャンスが訪れたが、なでしこが囲んで阻止
【後半１９分 日本２－０カメルーン】
日本、ＭＦ阪口がアウト、ＭＦ澤穂希（ＩＮＡＣ神戸）がイン。位置はボランチ。試合はやや膠着状態。ＭＦ澤投入で流れが変わるか。なでしこのシュートは後半まだ０
【後半１７分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷヌゴノマニがアウト、ＦＷヌシュットがイン
【後半１６分 日本２－０カメルーン】
日本、ＭＦ宮間のアーリークロスにＦＷ菅沢が飛び込むがオフサイド
【後半１５分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷズガが正面から左足ミドルシュートもクロスバーを越える
【後半１１分 日本２－０カメルーン】
日本、ＦＷ大野が相手ボールを奪いクロスも、相手ＧＫがキャッチ
【後半１０分 日本２－０カメルーン】
日本、ＭＦ川澄がアウト、ＦＷ大野忍（ＩＮＡＣ神戸）がイン。位置はそのまま右サイドへ
【後半８分 日本２－０カメルーン】
日本、ＭＦ宮間が左サイドに入り、ＤＦ鮫島が左サイドバック、ＤＦ宇津木がボランチの位置に入った
【後半３分 日本２－０カメルーン】
日本、中盤から放り込んだＭＦ宮間のＦＫに、ＭＦ川澄が飛び込むがシュートはできず
後半１分 日本２－０カメルーン
日本のキックオフで後半開始。前半はなでしこのシュートは３本（枠内２本）、カメルーンは８本（枠内２本）。ＣＫはともに２本だった。なでしこが２点先制した後、流れはカメルーンに動いた。再び取り戻せるか。なでしこは選手交代なし。カメルーンはＭＦヌゴムベレックがアウトし、ＦＷズガがイン
前半４５分 日本２－０カメルーン
ロスタイムはほとんどなく、なでしこの２点リードで前半終了
【前半４４分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、右サイドからのＦＫのセカンドボールをＤＦマニがシュートも、ヒットせず
【前半４４分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＭＦヌゴムベレックにイエローカード
【前半４１分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷエンガナムットがペナルティーエリア右でなでしこＤＦに囲まれながらも、右足でシュート気味のパス。これをＦＷヌゴノマニが右足で押し込もうとするが、ボールはポスト右へ
【前半３７分 日本２－０カメルーン】
日本、ＭＦ川澄のクロスはＦＷ大儀見に合わず、相手ＧＫがキャッチ。ここまでなでしこのシュートは３本、カメルーンは５本
【前半３５分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、カウンターでＦＷエンガナムットが決定的なスルーパスを出すが、ＦＷオンゲネはぎりぎりでオフサイド。なでしこはやや押され気味となっている
【前半３３分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷオンゲネの右ＣＫをファーでＦＷエンガナムットがヘディングシュートも、ＧＫ海堀ががっちりキャッチ
【前半２９分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、なでしこのミスからボールを奪い、最後はＦＷエンガナムットがミドルシュートも大きく枠を外す
【前半２８分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、カウンターからＦＷオンゲネに抜け出されるが、シュートは枠を外す。縦パスからのカウンターは脅威
【前半２５分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷエンガナムットのど迫力ドリブル突破をＤＦ宇津木、ＤＦ鮫島止められず、ＣＫを与える。「女エトー」の本領発揮
【前半２３分 日本２－０カメルーン】
カメルーン、ＦＷエンガナムットが縦パスで抜けだし、フリーでペナルティーエリア内右からシュートもＧＫ海堀が左足で好セーブではじき出す
前半１７分 日本２－０カメルーン
日本が２点目！ 左ＣＫのチャンスにＭＦ宮間がサインプレーでＤＦ鮫島に出し、戻ってきたボールをゴール前へ右足でクロス。ボールは相手ＧＫを越え、ファーサイドからＦＷ菅沢が高い打点のヘディングシュートをたたきこんだ！ またノリさん采配ズバリ
- 前半、ヘディングシュートを決め、ガッツポーズを見せる菅沢（撮影・菅敏）
【前半１４分 日本１－０カメルーン】
カメルーン、カウンターからなでしこＤＦを振り切り、右サイドからクロスも中央で合わせられず
- 車いす姿でスタンドで見守り、前半、先制のゴールを決めた鮫島に拍手を送る安藤（撮影・菅敏）
【前半１１分 日本０－０カメルーン】
日本、ＦＷ菅沢のサイドチェンジを右サイドでＭＦ川澄が拾うがクロスは上がらず
【前半７分 日本１－０カメルーン】
カメルーン、ＭＦフジョが強烈なミドルシュートもポスト左へ外れる
前半６分 日本１－０カメルーン
日本が早くも先制！ 右サイドからのＭＦ川澄のグラウンダーのクロスを中央でＦＷ大儀見がスルー。ファーにフリーで走り込んだＤＦ鮫島が左足で押し込む。先発起用された２人が得点に絡んだ。ノリさん采配ズバリ！
- 前半、先制のゴールを決め、喜ぶ鮫島（右）（撮影・菅敏）
【前半５分 日本０－０カメルーン】
日本がほぼボールを支配する形で試合は進むが、シュートはまだない
【前半３分 日本０－０カメルーン】
日本、ＦＷ菅沢がＣＫをゲット。ＭＦ宮間のキックから、セカンドボールをＤＦ宇津木が右足ミドルも相手ＤＦにはじかれる
【前半２分 日本０－０カメルーン】
日本、ＭＦ川澄がペナルティーエリア内のこぼれ球を拾ってドリブル突破も、シュートにはいたらず
前半１分 日本０－０カメルーン
カメルーンのキックオフで試合開始。日本は上下とも黄色のユニホーム
- スタンドで盛り上がる日本サポーター（共同）
- スタジアム周辺でポーズを決める日本サポーター（共同）
- なでしこジャパンのスタメン
日本はメンバー５人を入れ替え。第１戦に先発したＭＦ澤、ＧＫ山根らが外れ、ボランチはＭＦ阪口とＭＦ宮間。右サイドにＭＦ川澄、左サイドにＤＦ鮫島、２トップは負傷離脱のＭＦ安藤に代わり菅沢とＦＷ大儀見が入った。
スタメン
【日本】
ＧＫ 海堀あゆみ（ＩＮＡＣ神戸）
ＤＦ 近賀ゆかり（ＩＮＡＣ神戸）
ＤＦ 岩清水梓（日テレ）
ＤＦ 熊谷紗希（リヨン）
ＤＦ 宇津木瑠美（モンペリエ）
ＭＦ 阪口夢穂（日テレ）
ＭＦ 宮間あや（岡山湯郷）
ＭＦ 川澄奈穂美（ＩＮＡＣ神戸）
ＤＦ 鮫島彩（ＩＮＡＣ神戸）
ＦＷ 菅沢優衣香（千葉）
ＦＷ 大儀見優季（ウォルフスブルク）
【カメルーン】
ＧＫ ヌゴヌドム
ＤＦ メフォメトゥチェノ
ＤＦ ブヌジュー
ＤＦ マニ
ＤＦ ルコ
ＭＦ フジョ
ＭＦ ヤンゴ
ＭＦ ヌゴムベレック
ＦＷ エンガナムット
ＦＷ ヌゴノマニ
ＦＷ オンゲネ
カメルーンの「女エトー」エンガナムットに気をつけろ
▼カメルーンの予選成績 アフリカ選手権２位＝３勝２敗
▼カメルーンの注目選手 ＦＷエンガナムット、ＭＦヤンゴ、ＤＦマニ、ＧＫヌゴヌドム
▼カメルーンの寸評 開幕戦でエクアドルを６－０で粉砕した。１７１センチの長身に速さを兼ね備えるＦＷエンガナムットが同国初のハットトリックを達成。「女エトー」の異名を取るストライカー対策に、最も注力が必要だ。状態もいい。ロンドン五輪で１次リーグ３戦全敗だった反省も生かし、日本より２週間以上早い先月１５日にカナダ入り。出場国一番乗りの準備をした。その成果で攻撃面は目立ったが、守備も向上中だ。昨年の女子アフリカ選手権で最優秀ＧＫに輝いたヌゴヌドムを中心に、荒くも粘り強い。
