日本代表(FIFAランキング17位)が22日、千葉県内でトレーニングを公開し、サプライズ初招集のFW谷村海那(28)が持ち前の“ボディーランゲージ”でチームに溶け込んだ。
24日の初戦ウルグアイ代表(同20位)に向け、今夏のW杯を戦ったおなじみの19人が顔をそろえた中、J1で8試合6得点とブレーク中の男も同じウェア姿で初々しさを感じさせない動きを見せつけた。
冒頭の15分だけ非公開となったが、その後はオープン。ウォーミングアップに始まり、小さなグリッドでのパスを回す「鳥かご」。ビルドアップの確認メニューではトップに入り、ボールの動かし方を確認した。そしてハーフコートでのゲーム形式のメニューでは左右からのクロスボールに体を投げ出し、自身のアピールポイントとする泥臭いプレーを披露。人見知りで言葉数は多くないが、躍動感あふれる動きは雄弁だった。
まずは初めて着る日本代表ウェアに心を震わせた。「責任をやっぱり背負っているので、そこは自覚を持ってやらなきゃいけない」。
実際にプレーしたW杯戦士たちのレベルの高さをあらためて感じた。それでも「みんなうまいので差は感じますけど、自分に求められているのは結果なので、結果で示したいと思います」。決意を新たにした。
国士舘大での関東大学リーグを経て、JFL時代のいわきからJ3、J2とステップアップ。昨夏に横浜に移籍してJ1までたどりついた岩手産の出世魚だ。発表された背番号は「31」。そこは一番後ろから追いかけるという思いも込められる。
「背番号は気にしていない。自分がやらなきゃいけないことをやるだけです。デビューできたら点を取るのが1つ。それとこの1回呼ばれるだけで満足せず、アジアカップにも呼ばれるようなプレーをしたい」
森保監督にとっても“掘り出し物”のストライカーとなりそうだ。【佐藤隆志】

