日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が欧州で仕事を再開した。日本協会が8日、発表した。6日にオランダでデンハーグFWハーフナー、7日はイタリアでACミランFW本田の試合を視察。本田とはインテルミラノDF長友も交えて食事をしたという。ミラン-ウディネーゼ戦が行われたサンシーロ・スタジアムでは、白髪の大柄な男性の目撃情報があった。

 就任後、まだ招集していない194センチの長身FWハーフナーについて「試合後、本人にも直接会って話をし、彼の向上心、そして代表に対する気持ちを確認できました。もちろんポジションは誰にも約束されてないので競争はありますが、マイク選手の高さを生かせば、代表にとっても新しいオプションになるので、今後のチャンスをモノにしてほしいと思います」と、期待感を口にした。

 本田と長友とは、昨年に続いて食卓を囲んで“ハリルの晩さん”。「経験のある彼らとチームの次のステップに向けての良いコミュニケーションが取れて満足しています」。元日の天皇杯決勝を視察後に自宅のあるフランスに戻り休暇を取っていた。

 今後ドイツなどに足を延ばし、2月中に再来日する予定だという。