日本代表が2連勝でグループBの1位で決勝トーナメント進出を決めた。FW宮代大聖(18=川崎フロンターレU-18)が2得点と貢献し、タイを3-1で下した。前半27分、MF安部裕葵(19=鹿島アントラーズ)が左サイドを突破。シュートをGKがはじき、宮代が確実に詰めて先制。2-0の44分には、左サイドからのFKを決めた。「1点目は安部君からいい形でボールが来て、運良く決めることができた。2点目は練習でやっていたFKを本番でも出せた」。初戦北朝鮮戦でもゴールを決めており、2試合連続で今大会3点目。

影山雅永監督(51)は、先発5人を入れ替えた点に「試合に出たくてうずうずしている選手がたくさんいる。いろんな組み合わせでハーモニーを試した」と言った。準々決勝(28日)はグループA(インドネシア、UAE、カタール、チャイニーズ・タイペイ)の2位と対戦。勝てば、来年ポーランドで開催されるU-20ワールドカップの出場権を獲得する。