<国際親善試合:U-23日本1-1アンゴラA>◇27日◇東京・国立競技場

 北京五輪へ向けたU-23(23歳以下)日本代表は強化試合で、2006年W杯ドイツ大会に出場したアンゴラのA代表と1-1で引き分けた。

 反町ジャパンは先発FWに豊田陽平(山形)と李忠成(柏)を2トップで起用した。前半、日本は積極的に攻めたが決定的チャンスはなく、0-0で折り返した。

 後半8分、右サイドからMF長友(東京)がクロス。豊田が左足で合わせたボールはバーに当たってゴールに吸いこまれ、待望の先制点を奪った。

 しかし同31分にアンゴラに追いつかれる。日本は最後まで攻め続けたが、勝ち越せなかった。

 昨年11月に北京五輪出場を決めた日本は、アジア最終予選のサウジアラビア戦以来の国内試合だった。アンゴラはFIFAランク64位。前日、岡田ジャパンが敗れたバーレーンは同82位で、U-23日本代表は格上相手に善戦した。

 今後は4月20日の北京五輪1次リーグの組み合わせ抽選会(北京)。その後国内合宿を行い、5月にフランスで国際大会に出場する予定。