日本代表DF阿部勇樹(27)が17日、DF森重に続き代表合宿から離脱した。以前から痛みがあった左ひざの違和感を訴え、指宿市内で検査を受けた結果、炎症が見られた。今合宿は胃腸炎で合流が遅れ、16日の練習で本格合流したが「(体調を)上げていく中で違和感が出ちゃった感じ」(阿部勇)という。そのため20日のアジア杯予選イエメン戦(熊本)へ、万全で臨むことができないという判断が下された。

 ただ重症ではなく、この日午後に所属の浦和のキャンプが行われている宮崎へ移動。そこで状況が好転すれば、28日の同バーレーン戦(アウェー)に招集される可能性がある。阿部勇は「新年早々、ついていないかなと。でも、ひどくなってない。その(招集される)ときのために、まずはしっかり治す」と復帰へ意欲を見せた。