日本代表は23日、バーレーンへ移動する前に愛知・刈谷市のスタジアムで練習を行った。この日は、前日から始動したDF中沢佑二(30=横浜)や、右太もも痛で別メニュー調整のMF遠藤保仁(28=G大阪)ら主力組7選手が午前中に強化メニューに取り組み、午後3時からはイエメン戦を闘ったメンバーを合わせた計22選手が全体練習を行った。

 練習前にはスタンドに集まった約1000人に向かって、岡田武史監督(52)は選手をタッチライン際に整列させ、両手を挙げてあいさつさせる珍しいパフォーマンスで応えた。練習後は「バーレーン戦では1番いいコンディションで、勝つために1番必要な選手を使うだけ」とコメント。また、発熱のため合流が遅れていたDF長友佑都(22)も夕方に合流し、予定の23選手がそろった。チームは23日深夜の中部国際空港発の便でドバイを経由し、バーレーン入りし28日のアジア杯予選のバーレーン戦(アウェー)へ備える。